「起きろよ。花音。人ん家で寝るな、」


「んん‥‥‥‥」


はっ!


いつの間にか眠ってしまったみたいだった


しかも、斗真の膝の上で‥‥

い、いつの間に‥‥‥


「ったく。もう夕方だよ。」

斗真の言葉でカーテンをシャッと開けると空は青色から茜色に変色していた


「わーっ!ごめん!斗真、私帰るね?」

慌ただしくカバンを持って
斗真の部屋のドアを開けようとした


「帰るな。」


え?



私の腕は彼に掴まれていて-------



「座れよ、」


なんか説教されんのかな?
なんて思っていた


「な、何⁉︎」


座った瞬間、私の首を触り始めた斗真


え?


「斗真‥‥‥」