「皆、梨杏が来るの待ってると
思うよ?」


愛の言葉で吹き出しそうになるのを堪えて、近くにあるジュースを手に取り

「ありえないから」

と言って、飲み干した。


「ま、LINEのグループは招待しとくから入ってよ!」

絶対だからね!と言って年を押す彼女。


半ば聞いてない状態で適当に流しておいた、その時は。