ﾌﾟﾁｯ

また、私の中の何かが切れた。

「そんな事？
流にとっては、そんな事かもしれないけど、私にとっては、そんなことじゃないの！ 辛かった、悲しかったよ！
嫉妬でぐちゃぐちゃにされそうだった。
それなのになんで言わないかわかる？

嫌われたくなかった！
重い女だって思われたくなかったの！

流にわかる？！この気持ち！
そんな事ですまないこの気持ち！」

私は、啖呵を切ったように話した
今まで思っていた事。

「それは.....「それはなに？嫉妬して欲しかったからやった？」」

流の言葉を遮って言った。

そしたら、流は頷いた。