「ふーん?じゃあ蘭ちゃんは、花純ちゃんのためならなんでも我慢しちゃうんだ」

「言い方は変だけど、ま、そういうことかな」


何がいいたいの?


「例え、花純ちゃんより好きな人ができても?」


……何言ってるの?

花村がチラッと横を見る。

そこには、佐野がいた。

そして、花村はニヤリと笑った。

……!


「ふざけんな!」


クラスがシンとする。