°•*°•*°•*°•* そんなこんなで気がつけばもう夕方。 「そろそろ帰ろっかー」 楽しかったから帰るのがすごく惜しい。 「……春田」 「んー?」 後ろを歩く佐野が呼んだ。 「俺は、本城の彼氏だ」 ……泣きそうになった。 じゃあなんであの時キスしたの? なんで今日誘ったの? バカな私にはわからないことが多すぎてもう本当に涙が溢れてきたから、無理矢理笑って言った。