花純のことわかってるのに、佐野にキスされたことが嬉しいと感じてる私が悲しくて、涙が溢れてくる。 花純のこと、すごく好きなのに、すごく大切なのに、どうしても佐野が愛しくて、溢れ出してくるのを抑えきれなくて……。 「__________好き」 花純、ごめん。