「……うん」


なんだろ。嫌な予感がする。

体が行っちゃダメって言ってる気がする。


「……わかった」


花純の目がいつもと違って、震えるくらい怖かった。

そして放課後。

向かう場所は同じなのに別々に行く私達。

数分歩いて駄菓子屋に。


「花純、お待たせ」

「ごめんね、急に呼び出したりして」


花純の目がゆっくり私に向けられる。