花純、泣いてるかな。

虫が良すぎるか。

花純を傷つけたのは私なのに。

次の日、24日。


「蘭ちゃん……」

「花純……」


朝、教室に入るなり泣きはらした目で私を見つめた花純。


「蘭ちゃん、一緒に来てくれる?」

「……うん」


親友、終わっちゃうのかな……。