誠「さっちゃんの親を?!」

ひろ「自分のお兄さんを?」

『あぁ。お父さんと縁をきり、悪い噂ばかりだった皆川組に自ら行き養子となった。お父さんは弟を止めたくて喧嘩強くなった。けど・・ヤツはそんなお父さんが邪魔だった。だから・・・』

思い出しただけで涙が出てくる

あの頃お父さんは

「なんとかして亮太を取り戻したいんだ!小さい頃に見せた無邪気な笑顔を。この世に1人しかいない弟だから大事にしたい。あー、いつになったら酒を一緒に呑めるかなー」

って・・・

楽しみだって・・・

話していたのに・・・