『悟・・抗争ぶりだね』

悟「えぇ・・やっぱり男装してるとパッと見、咲さんだって分からないや」

ははっと笑っているが、昔の悟とは笑方が違う

葵「お前・・悲しい顔で笑うなよ」

悟は涙ぐみ

悟「咲さん、葵さん・・空皇を助けてくれますか?その・・覚悟はありますか?」

『大好きな空皇をそのままにできると思う?』

葵「何しにここまで来たと思ってるんだか」

悟「ありがとうございます。実は・・空皇に起こっていることを全て話すつもりで来ました」

『・・空兄は知っているの?』

悟「いや・・このことがあいつにバレたら俺は・・。空さんに止められると思い、黙って来ました」

葵「・・とにかく誰かに見られるとマズイ。倉庫で聞いてもいいか?」

悟「雷矢もいますよね?」

『雷矢も空皇を助けるつもりだよ。だから大丈夫さ』

悟「分かりました」

倉庫へ戻ることにした