着いたのは屋上

『どういうことか説明してくれるよね?』

ブラックスマイルをお見舞いすると

翼「いつも以上にこわい!!」

『そりゃこうなるでしょ!』

司「私が行くことを決めたんです」

『どういうこと?』

司「葵から聞いています。皆川組のこと」

皆川組・・

ビクッと反応してしまった

司「皆川組ですと、今のままだと勝ち目はない。少しでも勝算を上げるため来ました。もちろん下っ端、同盟族の了承を得て」

確かに雷矢だけだとキツい

空皇はどうにかなっても皆川組までたどり着けないだろう

『考えは?』

司「はい。咲と葵で雷矢幹部強化。私と翼と勇人で雷矢幹部強化に入ります。できればピストルを避けられるまで。また闇討ちに会うかもしれないので、見回りは咲皇下っ端で行います。もちろん1グループ5人で。」

確かに見回りは咲皇下っ端でいいだろう

ピストルも避けられるし

でも

『下っ端もこっちに寄越すのか?』

司「えぇ、敦さんの組員もフォローに入ってくださるそうで、咲皇下っ端全員こっちに来ます」

『そうか・・だが今度から報告なしに行動しないこと。いいな?』

司「申し訳ありませんでした」