『こらこら。男が泣くなって』

なんとか上半身を起こし葵に近く

葵「誰のせいだと、、、!!」

私は葵を抱き締めていた

『私のせいだよね、、ごめんね?』

葵「いや俺のせいだ・・俺があの時!」

私は葵の背中に回していた腕に力を入れた

『ううん。私が勝手にやったの。だって葵を守りたかったから。大好きだから』

葵「俺だって咲の事ずっと大好きだよ。だから俺も守りたかった」

私の背中にも葵の腕が回る

『ずっと待っててくれてありがとう』

葵「あぁ。もう離さない。ずっと隣にいてくれ」

『うん!これからもずっとね!』

葵と目が合い、私は自然と目を瞑る

徐々に葵が近づいてくる