するとまた道が現れた

道「迷っているの?」

『道・・。私はわがままなのかな?現実世界にも天国にも行きたい。だって両方大好きな人がいるところだもん』

道「私はあなたに辛い選択を与えているのですね。すみません。ですが、両方にはいけないのです・・胸に手を当てて、最初に浮かぶ大好きな人は誰ですか?」

私は道のいう通り、胸に手を当て、目を閉じた

“咲”

あの人の声

あの人の笑顔

あの人の涙

目を開くと道と目が会う

道「決まったようですね。さぁ行きなさい」

私の進むべき道なのか、左側の道が星が散りばめられたように

光輝く

私は立ちあがり道を見る

道「さぁ急ぎなさい。あなたの大好きな人が泣いてますよ」

『道・・ありがとう。さようなら』

光輝く道を走った

あなたに会いたくて