高校一年生の夏。
私の名前は野口栞菜(のぐち かんな)。
特別可愛いとか全くそんな要素はなく、ただ普通の人。
ただ、小さくて天然だとよく言われる。
小さいのは仕方ない。
親も小さいんだもん。
高校生活もなれ、クラスでも打ち解けてきた中。
その日は放課後居残りをした。
国語の宿題をしていなかったから。
他にもまだ沢山いたけど、ほとんどみんな終わって帰って行った。
私はマイペースが大好きで、自分のペースに合わせてそれを進める。
今日中に終わるかな、ってくらいかなり遅い。
今は私の隣の席の奈矢(なや)がいるから安心。
「なぁーやー」
「どした」
「もうやだ、終わんない」
私は奈矢に助けを求める。
奈矢は今一番仲が良い友達。
「もう答えみろっ」
「えー、だめだよー」
答え見るなんてねえ??
ずるいし。
「赤で書けばいいじゃん」
「まぁそうだけどさー、結局分かってない訳でー…」
て、私が言うと奈矢は椅子から立ち上がり
「終わったよ!!私行くよっ??」
と、私に言った。
「えっ!!!!!ずるいっ!!」
「頑張れ、私早く部活行かないと顧問がうるさいんだよ」
「うー」
奈矢はバスケットボール部に所属している。
「さっさ答えみて終わらせろ」
「分かったよー」
「ん。なら明日ね」
「はぁーいっ」
私は奈矢にバイバイした。
はぁ、女子ひとりは寂しいよ。
こう見えても心細いです。
しかも男子暴れてるし。
うるさいなぁー
私はだるいと思いながらもシャーペンを止めることはなかった。
私の名前は野口栞菜(のぐち かんな)。
特別可愛いとか全くそんな要素はなく、ただ普通の人。
ただ、小さくて天然だとよく言われる。
小さいのは仕方ない。
親も小さいんだもん。
高校生活もなれ、クラスでも打ち解けてきた中。
その日は放課後居残りをした。
国語の宿題をしていなかったから。
他にもまだ沢山いたけど、ほとんどみんな終わって帰って行った。
私はマイペースが大好きで、自分のペースに合わせてそれを進める。
今日中に終わるかな、ってくらいかなり遅い。
今は私の隣の席の奈矢(なや)がいるから安心。
「なぁーやー」
「どした」
「もうやだ、終わんない」
私は奈矢に助けを求める。
奈矢は今一番仲が良い友達。
「もう答えみろっ」
「えー、だめだよー」
答え見るなんてねえ??
ずるいし。
「赤で書けばいいじゃん」
「まぁそうだけどさー、結局分かってない訳でー…」
て、私が言うと奈矢は椅子から立ち上がり
「終わったよ!!私行くよっ??」
と、私に言った。
「えっ!!!!!ずるいっ!!」
「頑張れ、私早く部活行かないと顧問がうるさいんだよ」
「うー」
奈矢はバスケットボール部に所属している。
「さっさ答えみて終わらせろ」
「分かったよー」
「ん。なら明日ね」
「はぁーいっ」
私は奈矢にバイバイした。
はぁ、女子ひとりは寂しいよ。
こう見えても心細いです。
しかも男子暴れてるし。
うるさいなぁー
私はだるいと思いながらもシャーペンを止めることはなかった。