サトル君はいつも大きな声で
みんなを笑わせてくれる
ムードメーカー的な存在!
その豪快な性格は
みんなから好かれていた。
まさか…電話の出方まで豪快だとは
予想はついていなかったw
「あの…w サトル君?
吉井ですけれども…吉井ヒカリです!
電話くれたんでしょ?」
「あぁあぁ!!!ヒカちゃん?
よく、俺の声がわかったね!?」
「もしもし!を2回言ったでしょ?w
なんだか、サトル君らしいと思ったの
もしもし、もしもしって…w
それで…どうしたの?
いきなり、電話なんて…何かあった?」
サトル君は、まず
私の自宅にいきなり電話してきたことを
私に謝りまくってw
その次は、この電話も
電話料金がかかるから
自分からかけ直そうか?とか
今日は、天気がいいから
出掛けるの?とか
嵐のように1人で喋りまくっていた
なんだか…様子がおかしい…w
用事があって電話してきたはずなのに
世間話ばかりしているサトル君
しかも…いつもより早口で喋っている。
電話の要件は何なんだ?
「サトル君、あの…大丈夫だから!
私は!電話は大丈夫!!
ところで、何か…用事があったから
わざわざ、電話したんじゃないの?w」
少し、テンポを緩めて
私は、サトル君に言った
サトル君は、やっと落ち着いたように
とっても、深い…ため息をついた
「はぁぁ…そうだね…
電話の内容だよね!あの……ヒカちゃん
怒らないで聞いてくれる?」
なんだか、嫌な予感がする言い方!
私が、怒りそうな話しだから
怒らないで聞いてくれる?
って、先手を打たれた感じがした
「怒らないで聞いてって言われたら
怒れなくなっちゃうよw
それで、どしたの?
怒らないから…話をしてくれる?w」
「あのさ……この間の…哲郎
何だか、おかしかったでしょ?」
いきなり直球が飛んできた感じがした
哲郎の名前が
いきなり飛び出て来た!
この間の哲郎って…?
サトル君は
哲郎と、私の…あの時間を知ってたの?
「この間って、いつの哲郎のこと?」
私なりの、精一杯の変化球で
サトル君に聞いてみる
「この間だよ…春休みに入ってすぐ!
職員室の手間の階段で
ヒカちゃんと、会った日の…
哲郎のこと。
俺も…いたの覚えてる?」
「日誌だけ置きに行ったはずなのに
な・ぜ・か!戻ってこなかった
あの日の、サトル君のことね!」
「…はい…そうです。あの日です」
私は、一呼吸おいてから
少し声を大きめにして…
サトル君に言った
「2人はグルだったの?w」
やっと、私らしい言葉が言えた
そのまんまのヒカリに戻って
私も、気持ちが楽になったw
「ちがーーう!グルとか
そんなんじゃないんだよぉぉ…
ヒカちゃん、やっぱり怒った?」
マシンガントークのサトル君の声が
しょんぼりしたのが、わかった
「…あの時だけど…
サトル君、見てたってこと?
私と哲郎のこと…見ていたの?
それをまず聞きたい!!」
「まさか!!見てる訳ないじゃん!
そんな失礼なことしないよぉ!」
サトル君の必死な声がする
「哲郎が、ヒカちゃんと話してるとは
思っていたから
邪魔しちゃいけないと思ってさ。
その間は、職員室で先生と話してて…」
「うん…それで??」
「ぎょぉ!ヒカちゃん怖いよぉ…
俺は、職員室の窓から…
グラウンドを見ていて
哲郎が、グラウンドに戻ったのを
ちゃんと確認してから!
職員室を出たんだよ…本当だよ!」
サトルの必死の声を聞いていたら
嘘をついているとは思えなかった。
イタズラで
2人で計画していたのなら
わざわざ電話なんてかけてこない。
「うん、わかった…信用する…今回は
サトル君も、哲郎も!」
「本当!!?ヒカちゃーん!
よかったよぉぉ!」
いつものサトル君の声に戻った
私も、サトル君も普通になったところで
1番聞きたいことを
私は用意していた…
「あのさぁ、あれ!何なの?
あーゆう…えっと…ラブラブごっこ?
みたいなの、普通科で流行ってるの?」
「そんなの流行らないよw
あの時の、哲郎の行動は…
俺のせいなんだよ…
哲郎もあれから元気なくてさ…
凹んでるみたいで…」
…………またしても
意味のわからない男の世界なのか?
それとも、私に理解する能力がないのか?
わからないけど
しっかり、話を聞きたかった
クズクズ考えている
春休みなんてもう、嫌だ。
「あのね、サトル君、聞いてくれる?
私は、看護科だから校舎も別で
普通科のサトル君と哲郎の関係性も!
何も知らないの…
だから、順番に教えて欲しいの…
なんで、サトル君と哲郎が
今、困っているのか…?
私…あの日も、謹慎の日も
何が起こったのかわからなくて
ずっと悩んでたの…
だから、
私のためにも、教えてくれる?」
サトル君は、私の言葉に
口を挟むこともなく
真剣に、話を聞いていた
そして、ハッキリとした返事をした
「そうだね!ちゃんと話すよ。
哲郎が元気がないのを見てるのは
俺も…嫌だもん!」
哲郎の親友である
サトル君らしい返事だった…
みんなを笑わせてくれる
ムードメーカー的な存在!
その豪快な性格は
みんなから好かれていた。
まさか…電話の出方まで豪快だとは
予想はついていなかったw
「あの…w サトル君?
吉井ですけれども…吉井ヒカリです!
電話くれたんでしょ?」
「あぁあぁ!!!ヒカちゃん?
よく、俺の声がわかったね!?」
「もしもし!を2回言ったでしょ?w
なんだか、サトル君らしいと思ったの
もしもし、もしもしって…w
それで…どうしたの?
いきなり、電話なんて…何かあった?」
サトル君は、まず
私の自宅にいきなり電話してきたことを
私に謝りまくってw
その次は、この電話も
電話料金がかかるから
自分からかけ直そうか?とか
今日は、天気がいいから
出掛けるの?とか
嵐のように1人で喋りまくっていた
なんだか…様子がおかしい…w
用事があって電話してきたはずなのに
世間話ばかりしているサトル君
しかも…いつもより早口で喋っている。
電話の要件は何なんだ?
「サトル君、あの…大丈夫だから!
私は!電話は大丈夫!!
ところで、何か…用事があったから
わざわざ、電話したんじゃないの?w」
少し、テンポを緩めて
私は、サトル君に言った
サトル君は、やっと落ち着いたように
とっても、深い…ため息をついた
「はぁぁ…そうだね…
電話の内容だよね!あの……ヒカちゃん
怒らないで聞いてくれる?」
なんだか、嫌な予感がする言い方!
私が、怒りそうな話しだから
怒らないで聞いてくれる?
って、先手を打たれた感じがした
「怒らないで聞いてって言われたら
怒れなくなっちゃうよw
それで、どしたの?
怒らないから…話をしてくれる?w」
「あのさ……この間の…哲郎
何だか、おかしかったでしょ?」
いきなり直球が飛んできた感じがした
哲郎の名前が
いきなり飛び出て来た!
この間の哲郎って…?
サトル君は
哲郎と、私の…あの時間を知ってたの?
「この間って、いつの哲郎のこと?」
私なりの、精一杯の変化球で
サトル君に聞いてみる
「この間だよ…春休みに入ってすぐ!
職員室の手間の階段で
ヒカちゃんと、会った日の…
哲郎のこと。
俺も…いたの覚えてる?」
「日誌だけ置きに行ったはずなのに
な・ぜ・か!戻ってこなかった
あの日の、サトル君のことね!」
「…はい…そうです。あの日です」
私は、一呼吸おいてから
少し声を大きめにして…
サトル君に言った
「2人はグルだったの?w」
やっと、私らしい言葉が言えた
そのまんまのヒカリに戻って
私も、気持ちが楽になったw
「ちがーーう!グルとか
そんなんじゃないんだよぉぉ…
ヒカちゃん、やっぱり怒った?」
マシンガントークのサトル君の声が
しょんぼりしたのが、わかった
「…あの時だけど…
サトル君、見てたってこと?
私と哲郎のこと…見ていたの?
それをまず聞きたい!!」
「まさか!!見てる訳ないじゃん!
そんな失礼なことしないよぉ!」
サトル君の必死な声がする
「哲郎が、ヒカちゃんと話してるとは
思っていたから
邪魔しちゃいけないと思ってさ。
その間は、職員室で先生と話してて…」
「うん…それで??」
「ぎょぉ!ヒカちゃん怖いよぉ…
俺は、職員室の窓から…
グラウンドを見ていて
哲郎が、グラウンドに戻ったのを
ちゃんと確認してから!
職員室を出たんだよ…本当だよ!」
サトルの必死の声を聞いていたら
嘘をついているとは思えなかった。
イタズラで
2人で計画していたのなら
わざわざ電話なんてかけてこない。
「うん、わかった…信用する…今回は
サトル君も、哲郎も!」
「本当!!?ヒカちゃーん!
よかったよぉぉ!」
いつものサトル君の声に戻った
私も、サトル君も普通になったところで
1番聞きたいことを
私は用意していた…
「あのさぁ、あれ!何なの?
あーゆう…えっと…ラブラブごっこ?
みたいなの、普通科で流行ってるの?」
「そんなの流行らないよw
あの時の、哲郎の行動は…
俺のせいなんだよ…
哲郎もあれから元気なくてさ…
凹んでるみたいで…」
…………またしても
意味のわからない男の世界なのか?
それとも、私に理解する能力がないのか?
わからないけど
しっかり、話を聞きたかった
クズクズ考えている
春休みなんてもう、嫌だ。
「あのね、サトル君、聞いてくれる?
私は、看護科だから校舎も別で
普通科のサトル君と哲郎の関係性も!
何も知らないの…
だから、順番に教えて欲しいの…
なんで、サトル君と哲郎が
今、困っているのか…?
私…あの日も、謹慎の日も
何が起こったのかわからなくて
ずっと悩んでたの…
だから、
私のためにも、教えてくれる?」
サトル君は、私の言葉に
口を挟むこともなく
真剣に、話を聞いていた
そして、ハッキリとした返事をした
「そうだね!ちゃんと話すよ。
哲郎が元気がないのを見てるのは
俺も…嫌だもん!」
哲郎の親友である
サトル君らしい返事だった…