春休みの私の生活は
チーちゃんや、美穂ちゃんと
会ったくらいで
それ以外は、ぐーたら…そのもの。
春休みの課題は…色んな事を
考えているうちに、終わってしまった。
哲郎との、あの時間は
私の人生で、はじめて
長く、強く、男の人から抱きしめられた
はじめての経験だった
予想もしていなかった
突然の通り雨のようで…
なぜ抱きしめられたのか
理由すらわからない
このまま、誰にも話す事がなければ
何もなかったということで
高校生活が、終わってしまいそうな
私のはじめての経験。
もう少し、哲郎に
何か聞いておけばよかった
チーちゃんに相談しておけばよかった
春休みのサッカー部の予定表を調べて
その時間を狙って学校に行って
哲郎と話してみるか?
色んな事を考えてはみるけれど
哲郎は…あの日のことを
忘れちゃっているかもしれないし。
他の女の子も、哲郎のサッカーを
見に来ているかもしれない・・・
自分の心の中で声がして
なんの、行動に移せない。
私は、どんな事でもはじめての経験は
大切な思い出にしたいタイプ
そして、何よりも…相手の哲郎の事を
もっと、ちゃんと、知っておきたかった。
だけど、私の髪を、はじめて
優しく撫でてくれた…男の子のことを
何も、知らない自分
知っていることは
哲郎とゆう名前だけ…
そんなことばかりを考えて
春休みは過ぎていった
そのくらい哲郎の力強さと、温もりと
笑顔と…
あの日の、すべてを
何度も、何度も思い出してしまって
なかなか消えてはくれなかった。
哲郎に抱きしめられた時
怖くなかったのはなぜだろう?
名前しか知らない
哲郎の腕の中で、安心したのはなぜ?
哲郎も、何か
言いたいことがあるみたいだった
「ゴメン…また、来る!」
と言っていた…なんだろう?
私も…何か言わなくちゃいけないって
考えてばかりいた。
何を、言いたかったの?私?
たった1度、ギュッとされたことが
こんなに心に残るものだと
私は、はじめて知った…
体が、覚えているんだと思った
軽いキスとか、手をつなぐじゃなくて
哲郎の、体全部を感じ
心臓の音も、呼吸も感じた。
はじめての異性の体の温もりは
私が考えていた以上に、重かった
夜、遅くまで考えて
昼くらいまで寝ていた…
春の日差しが眩しくて
目が覚める…完全な夜型人間になってた
乱れた髪を手ぐしで整えながら
浴室に向かう
シャワーを浴びようかと鏡を見ると
寝癖だらけで、目が腫れて
顔までむくんでいる…ひどい顔!
「お化け屋敷に就職できそう…」
自分の顔を見て、思わずつぶやく
さっさとシャワーを浴びて
また、自分のベットに潜り込む
まだ、眠れそう…
(ここで、眠ると夜寝れない。)
悪循環…にハマっていた
下から、お母さんの声がする
「ヒカリ!シャワーしてる時に
男の子から電話があったよ!」
電話!?
ガバッと、ベットから起き上がって
お母さんに向かって大きな声で聞く
「電話!?誰からだったー?!」
「永松って男の子!
起きたら電話してって…
それより、はやくご飯たべちゃって!」
永松?サトル君…だよね!
フルネームだと
いまいち、ピンとこない!
とりあえず、ご飯を食べて
体を充電して、電話することにする
サトル君に聞きたい事を、
整理しておかなくちゃ!
哲郎のこと?サトル君のこと?
色々と、考えながらトーストをかじる
お母さんが、その(永松くん)の
電話番号のメモを持ってきてくれた
お母さんはなんだか
ニコニコしている
「ヒカリの彼氏なの?
その永松くん…」
「いや、違うよ
電車が同じ友達だよ!」
「そか!彼氏できたら…会わせてねw」
「うん…好きな人ができたら
お母さんに会わせるよ…w」
「好きなだけじゃ、彼氏にならないし
連れて来れないでしょ?
ちゃんと、彼氏になってから
お母さんに会わせてね!w」
「ほんと、好きな人を
どうやって…彼氏にするのかを
まず!考えないと!」
「うーん、ドキドキするね!
娘の彼氏って!
青春って感じがいいなぁ!」
そんな事を言いながら
お母さんは
グラスにミルクを注いでくれた。
私は、お母さんの
素直な言葉が好きだった
お母さんの言葉で充電された気がした
モヤモヤで、グチャグチャの私は
今日で終わりにしたかった
元気なヒカリに戻りたかった
部屋に戻った私は、すぐに
自分の部屋の電話の子機から
( 永松さん)
とゆう男の子に電話をかけた
3回ほどコールが鳴ると…
サトル君らしき人の声が聞こえてきた
「はい、はい!もしもし、もしもし!
永松ですけど。」
サトル君はいつもマシンガントークだけど
この日の電話は
マシンガン以上の勢いがあったw
チーちゃんや、美穂ちゃんと
会ったくらいで
それ以外は、ぐーたら…そのもの。
春休みの課題は…色んな事を
考えているうちに、終わってしまった。
哲郎との、あの時間は
私の人生で、はじめて
長く、強く、男の人から抱きしめられた
はじめての経験だった
予想もしていなかった
突然の通り雨のようで…
なぜ抱きしめられたのか
理由すらわからない
このまま、誰にも話す事がなければ
何もなかったということで
高校生活が、終わってしまいそうな
私のはじめての経験。
もう少し、哲郎に
何か聞いておけばよかった
チーちゃんに相談しておけばよかった
春休みのサッカー部の予定表を調べて
その時間を狙って学校に行って
哲郎と話してみるか?
色んな事を考えてはみるけれど
哲郎は…あの日のことを
忘れちゃっているかもしれないし。
他の女の子も、哲郎のサッカーを
見に来ているかもしれない・・・
自分の心の中で声がして
なんの、行動に移せない。
私は、どんな事でもはじめての経験は
大切な思い出にしたいタイプ
そして、何よりも…相手の哲郎の事を
もっと、ちゃんと、知っておきたかった。
だけど、私の髪を、はじめて
優しく撫でてくれた…男の子のことを
何も、知らない自分
知っていることは
哲郎とゆう名前だけ…
そんなことばかりを考えて
春休みは過ぎていった
そのくらい哲郎の力強さと、温もりと
笑顔と…
あの日の、すべてを
何度も、何度も思い出してしまって
なかなか消えてはくれなかった。
哲郎に抱きしめられた時
怖くなかったのはなぜだろう?
名前しか知らない
哲郎の腕の中で、安心したのはなぜ?
哲郎も、何か
言いたいことがあるみたいだった
「ゴメン…また、来る!」
と言っていた…なんだろう?
私も…何か言わなくちゃいけないって
考えてばかりいた。
何を、言いたかったの?私?
たった1度、ギュッとされたことが
こんなに心に残るものだと
私は、はじめて知った…
体が、覚えているんだと思った
軽いキスとか、手をつなぐじゃなくて
哲郎の、体全部を感じ
心臓の音も、呼吸も感じた。
はじめての異性の体の温もりは
私が考えていた以上に、重かった
夜、遅くまで考えて
昼くらいまで寝ていた…
春の日差しが眩しくて
目が覚める…完全な夜型人間になってた
乱れた髪を手ぐしで整えながら
浴室に向かう
シャワーを浴びようかと鏡を見ると
寝癖だらけで、目が腫れて
顔までむくんでいる…ひどい顔!
「お化け屋敷に就職できそう…」
自分の顔を見て、思わずつぶやく
さっさとシャワーを浴びて
また、自分のベットに潜り込む
まだ、眠れそう…
(ここで、眠ると夜寝れない。)
悪循環…にハマっていた
下から、お母さんの声がする
「ヒカリ!シャワーしてる時に
男の子から電話があったよ!」
電話!?
ガバッと、ベットから起き上がって
お母さんに向かって大きな声で聞く
「電話!?誰からだったー?!」
「永松って男の子!
起きたら電話してって…
それより、はやくご飯たべちゃって!」
永松?サトル君…だよね!
フルネームだと
いまいち、ピンとこない!
とりあえず、ご飯を食べて
体を充電して、電話することにする
サトル君に聞きたい事を、
整理しておかなくちゃ!
哲郎のこと?サトル君のこと?
色々と、考えながらトーストをかじる
お母さんが、その(永松くん)の
電話番号のメモを持ってきてくれた
お母さんはなんだか
ニコニコしている
「ヒカリの彼氏なの?
その永松くん…」
「いや、違うよ
電車が同じ友達だよ!」
「そか!彼氏できたら…会わせてねw」
「うん…好きな人ができたら
お母さんに会わせるよ…w」
「好きなだけじゃ、彼氏にならないし
連れて来れないでしょ?
ちゃんと、彼氏になってから
お母さんに会わせてね!w」
「ほんと、好きな人を
どうやって…彼氏にするのかを
まず!考えないと!」
「うーん、ドキドキするね!
娘の彼氏って!
青春って感じがいいなぁ!」
そんな事を言いながら
お母さんは
グラスにミルクを注いでくれた。
私は、お母さんの
素直な言葉が好きだった
お母さんの言葉で充電された気がした
モヤモヤで、グチャグチャの私は
今日で終わりにしたかった
元気なヒカリに戻りたかった
部屋に戻った私は、すぐに
自分の部屋の電話の子機から
( 永松さん)
とゆう男の子に電話をかけた
3回ほどコールが鳴ると…
サトル君らしき人の声が聞こえてきた
「はい、はい!もしもし、もしもし!
永松ですけど。」
サトル君はいつもマシンガントークだけど
この日の電話は
マシンガン以上の勢いがあったw