1982年7月 星が瞬く夜空の下、私達は河原に集まっていた。 今日は、仲がいいメンバーで花火大会! 私は長い髪を三つ編みにして、可愛い浴衣を着て気合い充分 だったが、少し疲れて離れた場所から友達が花火をやっているのを眺めていた。 ──みんな楽しそう そんな事を考えていると、ほっぺにヒヤッとしたものがあたった。 私「きゃっ!冷たい」 振り向くといつも見慣れている顔