トントントン


階段から誰かが上がってくる音がする。


弟「ねーちゃん、夜ご飯」 


ノックをすることもなく弟の建太が部屋に入ってきた。


私は慌て布団で自分の体を隠す


私「ちょっ、ちょっと!ノックぐらいしてよ!」


弟「ご、ごめん」


弟は顔を真っ赤にして顔から湯気がでている。


私は弟に向かって枕や人形を投げつけた。


私「いいから早く出って!」