同級生が入学式の日に倒れたのだ。花菜だけじゃない、クラスメートや同学年の子だって驚いてるだろう。


多分、今、1学年の中で私が1番、時の人だ。


私「そうだよね、、、ごめん」


私はベットから降りると花菜が持ってきてくれた鞄をもった。


花菜「葵、もう大丈夫なの?」


私「うん!大丈夫、大丈夫。早く帰ろ」


花菜に心配をかけないように無理やり笑顔を作り保健室を出た。


この学校の保健室は一階で、廊下を少し左に進めば生徒玄関についた。


花菜「先生に挨拶していかなくていいの?」


花菜に言われ少し考えはしたがまた倒れてもいけないのでそのまま帰る事にした。