パート練になり「先輩が隣で良かったね!!」と理沙が言ってくれた。
「うん。よかった...。あのね。私理沙に言わなきゃいけないことがあるんだ。」
「ん??なに??と言いながらニコッと笑う理沙。
「私ね。言ったんだ。好きだって。先輩に。」口がこわばった。言いたくないというように。
「え!!それでそれで!?」わくわくと顔が言っているように聞いてきた。
「わかんない。ふられちゃったのかも。」
「え??」
「なんか『ありがとう』って。」
「え...でも普通だよね。今も。」
「うん。私どうすればいいかわかんない。」
「でもさ、ごめんなさいなんて言われてないじゃん。高橋はまだ橋本先輩の事好き??」
「当たり前じゃんっ!!」思ったよりも大きな声を出してしまい反射的に口をふさいだ。
すると理沙は「じゃあ諦めなくていいんじゃないかな。」と笑顔で言ってきた。
えっと思った。
「だって諦めろとも言われてないしごめんなさいとも言われてないんだよ。別にふられた訳でもないよ。なにも始まってないよまだ。」
理沙に言われた言葉はすっと私の中に入ってきて私を悲しみから救ってくれた。『まだ諦めなくていい。』それだけでこんなにも救われる。
「理沙、ありがとう。」と言うと笑顔で「どういたしまして。」と言ってくれた。
「じゃあ先輩の隣だし新入生歓迎会で吹く曲!!ちゃんと練習しなきゃねっ」
「うんっがんばるっ」
「うん。よかった...。あのね。私理沙に言わなきゃいけないことがあるんだ。」
「ん??なに??と言いながらニコッと笑う理沙。
「私ね。言ったんだ。好きだって。先輩に。」口がこわばった。言いたくないというように。
「え!!それでそれで!?」わくわくと顔が言っているように聞いてきた。
「わかんない。ふられちゃったのかも。」
「え??」
「なんか『ありがとう』って。」
「え...でも普通だよね。今も。」
「うん。私どうすればいいかわかんない。」
「でもさ、ごめんなさいなんて言われてないじゃん。高橋はまだ橋本先輩の事好き??」
「当たり前じゃんっ!!」思ったよりも大きな声を出してしまい反射的に口をふさいだ。
すると理沙は「じゃあ諦めなくていいんじゃないかな。」と笑顔で言ってきた。
えっと思った。
「だって諦めろとも言われてないしごめんなさいとも言われてないんだよ。別にふられた訳でもないよ。なにも始まってないよまだ。」
理沙に言われた言葉はすっと私の中に入ってきて私を悲しみから救ってくれた。『まだ諦めなくていい。』それだけでこんなにも救われる。
「理沙、ありがとう。」と言うと笑顔で「どういたしまして。」と言ってくれた。
「じゃあ先輩の隣だし新入生歓迎会で吹く曲!!ちゃんと練習しなきゃねっ」
「うんっがんばるっ」