「つぎの発表は地域のマンションの広場でクリスマス会だ。24日だからな。時間がないから時間を大切にするように。」顧問から言われた言葉。

ってことは橋本先輩とクリスマス一緒にいれるってこと!?なーんて浮かれていると

「よかったね!!高橋!!イブ橋本先輩といれるよ!!」

「うん...よかったー...」

「俺がなにー??」

「え!?き、聞いてたんですか!?」

どうしようっ好きってことがバレちゃった!?

「いや!!盗み聞きなんてしてない!!名前が聞こえただけだ!!」

よ、よ、よかったー...

「で??なになにー!!」

「いや!!なんでもないですよ!!」

なんていえば...焦って体があつい
多分いま顔真っ赤だ...。

「ふーん...。」

わ、話題っ

「そ、そういえばイブ部活になってしまいましたね...」

「あーね。つらっ...「おーい橋本ー」

「なんだよ直人。」

橋本先輩の言う直人とは諸隈直人(もろくまなおと)先輩といって橋本先輩と仲いい先輩。

「イブ部活だぜ」

「それ今高橋と話してた。」と言いながらこちらを見て笑ってくれた。

どきっ

わわ、びっくりした...

「なんだよお前らーそーゆー関係か??」
ニヤニヤしながらいう諸隈先輩。

「ち、ち、違いますよ!!」と私が否定すると

ぎゅっ

「え!?」

突然先輩の手が私の肩にぽんっと置かれた。

「そう、俺らそーゆー関係」と笑いながら言う橋本先輩。

え!?

「まじか!!」と言いながら爆笑している諸隈先輩。

「え、え、え、えとっ!!」

「高橋パにくってるじゃん。」
と笑う諸隈先輩。

わ、笑えませんし!!

「あ、じゃあそんなお前らにいい考えを教えてやる。ちなみにいま思いついた。」

ちなみにいらなくないですか。と心の中でつっこんだのもつかのま...

「この四人でカラオケいかね!!」