どうか大和が出ませんように!
そう願いながらチャイムを押す。
「はーい!」
私の必死の願いが通じたのか、出迎えてくれたのは里佳さん。
よかった…
「あの、これ。」
回覧板を差し出すと、すぐに帰ろうと思った。
のに
「さくちゃん、上がっていって!最近全然来てくれなかったから寂しかったの!今ちょうどケーキ焼いてたの!持って帰って!」
「いやっ、あのでも…」
「いいからいいから!大和の部屋で待っててね!」
里佳さんは私の背中をグイグイ押すと、あっという間に階段の前まで連れて行かれた。
「焼きたて、さくちゃん食べてね。夕飯前だから少しだけど、味見してほしいの。こんどの教室で出す試作品だから!」
里佳さんは調理師の資格を持っていて、月に一度、料理教室を開いてるんだ。
うちのお母さんも参加してるんだけどもって帰ってくる料理の美味しいこと!
毎回毎回感動しちゃう!
そう願いながらチャイムを押す。
「はーい!」
私の必死の願いが通じたのか、出迎えてくれたのは里佳さん。
よかった…
「あの、これ。」
回覧板を差し出すと、すぐに帰ろうと思った。
のに
「さくちゃん、上がっていって!最近全然来てくれなかったから寂しかったの!今ちょうどケーキ焼いてたの!持って帰って!」
「いやっ、あのでも…」
「いいからいいから!大和の部屋で待っててね!」
里佳さんは私の背中をグイグイ押すと、あっという間に階段の前まで連れて行かれた。
「焼きたて、さくちゃん食べてね。夕飯前だから少しだけど、味見してほしいの。こんどの教室で出す試作品だから!」
里佳さんは調理師の資格を持っていて、月に一度、料理教室を開いてるんだ。
うちのお母さんも参加してるんだけどもって帰ってくる料理の美味しいこと!
毎回毎回感動しちゃう!