我ながら良いのを選んだと思う。
叶亜のマグカップには、可愛い雪だるまがプリントされていて、エルのマグカップには、熊の親子が描かれている。
だが叶亜はその雪だるまを見て、「正気か?」と詩音を見る。
「こんなだるまがプリントされたマグカップをいるとでも思うのか?」
「だるまって……雪だるまです!」
「だるまだろ。」
「だ、だるまと雪だるまは違いますよ!だるまはだるまで……雪だるまは……」
「君は、ほんとにアホでバカだなー。雪だるまは、雪で作っただるまのことだよ。結果、だるまだ。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…