「古閑 陽翔。」

「え?」

「俺の名前、古閑 陽翔。

壺倉……か。壺倉、何年?」

「1年ですけど…って、貴方 何なんですか!!」

遅刻しそうで、急いでるときに、正直 鬱陶しい。

空気読んでほしい。

「陽翔。陽翔って、呼べ。

俺、NEVERの総長。この高校の2年。」

えっ……歳上だろうと思っていたけど、先輩だったの?
もう、普通に社会人くらいかと思っていた。