そしてまた
あなたに寄り添う私

そうだ
2人で埋めたノートの切れ端を探しに行こうよ

もうなくなってるかな
どこだか忘れてないかな

それでももう何も不安なんてない


ここじゃない?
ちがうよ、こっち
やっぱりもうないね

え、
もしかしたらこれ??
うそでしょ

開けてみるよ
恥ずかしいね

いくよ?

「これから先の遠い距離に負けないでね。きっとまたいつ…




おかあさーーーーん!!!
おとうさーーーーん!!!



呼ばれちゃったね
帰ってゆっくり読もうね






そして力強い風が2人の背中を押してくれた。