まるで何か別の生き物に乗っ取られているかのように、痛みで身体が動かない…。

「…うっ」

鈍い痛みに呻き声しか出せない。

一体私の背中に何が起きているのだろうか…?


「…んだょ…これ…」

カイが何か言ったけど、私には聞こえなかった。