「私もよくわからないのよ、それが。

なんて言うか、石が入っているんじゃないかって言うくらいにお腹が重いうえに痛いし…」

そう言った私に、
「お昼は食べたの?

後、朝ご飯も何を食べたか教えてくれるといいんだけど」

そう聞いてきた美森ちゃんに、
「お昼はまだ食べていないわ。

朝ご飯も温めた麦茶を少し飲んだだけだったし」

私は答えた。

「あんまりひどいようだったら、中じぃに診てもらった方がいいよ?」

美森ちゃんはそう言うと、棚から薬を出した。

「はい、これ食後だからご飯を食べた後に飲んでね。

お代は…って、麻子ちゃん!?」

私はその場にしゃがみこんだ。

「麻子ちゃん、大丈夫!?」

美森ちゃんが駆け寄ってきた。