『ねぇ、光君となんかあった?』


『・・・・。ううん。。』


あたしは、深い溜息をついた。



『うそ!彩羅の目死んでるよっ!!』

『あたしで良かったらいいなよ・・』



真由香。。ありがとう。。っっ。。




『なにがあったわけじゃないんだ。。


ただね。。あたしの我がままなんだ。。』




真由香は じーーーっとあたしの目をみた。



『彩羅!!明日さぁ~~!あそぼっ!!』




んっ?!!



『・・・・んっ!OK!』



小野 真由香―――クラスメート16歳。
高校の入学式の時、新調したペンケースが同じ!
ってことでめちゃ意気投合!!
話しをするうちに 同じ境遇なんだってしった。
母子家庭で 長女 弟を持つ環境。


          

『じゃぁ!駅に迎えにくるからさ~!9時ねっ♪』



『うんっ!』



彼女とは、ほんとに話しが合うんだ。


今まで言えなかった心の闇。。


少しずつだけど 聞いてもらった。



真由香は ちょっと天然だけど 芯がしっかりしていて


男っぽいとこあるけど


人一倍 思いやりがある。



あたしの親友。