『彩羅~~ッ・・ねえ?!さ~~~らちゃん!』



学校での昼休み あたしはボ~っと校庭を眺めてた。



『彩羅?!っちょっと聞いてる?!!!』



あたしは ハッと我に返った




『真由香!!ごめん・・・・ボケてたっっ。。』



『彩羅ちょっと最近 元気ないじゃんっ!』




あたし元気ない??!



そんなこと真由香に言われて自分で気付いた・・



確かに気持ちが今ひとつ。。



何がってわけじゃない。。


『彼氏と別れた・・とかっ??!』




彼氏―――。



光とは、連絡とってない。。


とってないと言うより


光から電話してくることは数少ない。


帰りだって遅いし、


朝だって早い。



あたし達・・きっともう終わりだろうな・・




あたしの心では きっともう決まってた。


ちゃんと別れなきゃって。