『…瞬――!…あたしね、瞬と離れたくなかった。瞬と出会って恋して…怖いくらい幸せなの。』



彼の腕が…


震えてる―――。


‡俺もだよ…‡


『将来を話したい時、あたしは瞬の夢をあたしの夢に変えられたの。…瞬が…居ない未来はあたしには考えられないの…』




彼は黙ったまま…


抱きしめられてたあたしの体がもっと深く熱くぎゅっとなった



『…美容師になりたくないんじゃないよ。…ただ瞬の思いとは違う…』


『……それでも、あたしは瞬と居たいよっ!』



『一緒に行く……。親の反対あってもいいもんっ!…離れないっっ…!』


とめどなく溢れでる雫は



あたしの彼への…



全ての想いを…伝えてた