お前は間違ってる




あたしの体から スーっと血の気が引いた

わけもわからず。。頬に雫が伝う。。




『・・・な・・んでよぉ・・』





『だから、親反対したんだよ。わかるか?』





『そんな気持ちで東京なんて行かせられない・・おばさんはそう感じたんだよ』





『・・そんな気持ちって。。どんなよ!』



あたしは瞬を睨んだ。


何でか。。睨んだ。


否定されたあたしの想い。


瞬に突き放された。。。あたし突き放された。。



その想いが あたしの心にじっとまとわりついた。