あたし達は、近くの公園に行った。


ブランコに腰掛けて こいでみるぅ。。


ユ~ラ~ ユ~ラ。。



瞬がいきなりあたしの背中をポ~~ンっと強く押した。


キャッ♪


大きくゆれるブランコ。。



風が生暖かいけど 気持ちよかった。。




『少し落ち着いたか?』




いつも温かい口調の瞬。。



じっとあたしの瞳を見てる。



その瞳はいつも まっすぐなんだ。





『瞬。。あたしね。。東京へ。。』




それ以上 いえなかった。。



言葉が詰まって 言えない。



だって離れたくないもん。