瞬の家から私の家まで1時間はかかる・・。




(今から行くから!!)




瞬はいつもそうだったね・・




あたしが落ち込んだり。。


逢いたいよぉ・・ってすねたり




そうすると 必ず来てくれた。





あたし・・これからどうなっちゃうんだろう。。





瞬と離れちゃったら。。



生きていけないよぉ・・・・








プルルルル~~♪



『彩羅!駅着いたからな!待ってろ!』



そう言って電話を繋いでてくれてる。



彼の走ってる息遣い



『あっち~~な。それにしても』(笑)



ハァハァ・・!!



あたしは いとおしくて・・



外へ飛び出した




『瞬・・もう着く?』




『姫様!あと2分だな!』ハァハァ・・






瞬が走ってくる方向へ駆け出した。





『あっ!』


遠くから走ってる彼の姿・・



瞬!



『待ち切れなかったかぁ?』



携帯から彼の声が聞こえた・・。




『彩羅ちゃん!み~っけ』ハァハァ・・






段々近づいてる彼の姿。




そしてあたしの目の前に彼が着いた・・瞬間!



ギュゥ~~!!!っと強く抱きしめてくれた。



恥ずかしさなんて無くって


陽だまりの包まれてるかのような


彼の温かい温度・・・・。





『ありがとうぅ。・・』


あたしは彼の胸で泣いた。