あたしは頭の中で言葉を整理する。



ドクンッ!


心臓が高鳴る。




居間の扉を開けるとキッチンの方で



ママが朝食の準備をしてた。



『・・おはよ』




『彩羅~♪おはよう。今日は早いじゃない♪もうご飯出来るから食べる?』



今日のママはいつもより機嫌がいいね。。


でも、あたしが話すことで


きっとママは・・・。



『彩羅?どうする?』



『。。うん。食べる。。手伝うよ。』




『・・あのね。。ママ…』




あたしの顔を覗き込んで不思議そうに見るママ。




朝食に準備が出来て椅子に座った。






『響はまだ寝てるのかしら~?!』



そのママの言葉と同時に

あたしも話だした。



『あのね。。ママ…聞いて欲しいことがあるの。。』





『さっきから元気ないって思ったけど、どうしたの?』





(いただきます)っと手を合わせお箸を持ち食べ始めるママ




『。。ん?』





『進路のことで・・』