あたしは大きく深呼吸した。

(彩羅!伝えよう あたしのこの想い…)


『はぃ。もしもし』

『彩羅?!俺。。水谷』
半月ぶりに聞く彼の声だぁ

『…うんっ。』


『元気だったかぁ?!』


『うんっ!…あっ…』


『あっ!ってなんだ?なんかしたのか?』


彼の声…
やっぱり心地いい…

そしてときめく…

なんか素直になれる気がした


『…あっ…のね、元気じゃなかったよぉ』


『なんで!?体調悪いのか?』


『…ううんっっ…、』

『…さ…みしかっ…たのっ』

『ん?!』


『あの日から ずっと寂しかった……。』