「へー!じゃあ、涼太君と
一緒の高校行けるんだ?」

「うん!」

「よかったじゃん!」

「ありがとう!」

帰り道、私はさっきの出来事を

梨乃に報告していた。

「私も嬉しいよ!
本当によかったね!」

ありがとう、梨乃。

そんなに、自分のことみたいに

喜んでくれて…。

「梨乃。」

「ん?どーした?」

「大好きだよ。」

「は!?」

まぁ、急に言われたんだもん。

びっくりするよね。