「りょ、涼太!」

「どうした?」

さりげなく…さりげなく…。

いける…いける…。

頑張れ、私!

「だ、第1志望校ってどこ…?

「は?俺の第1志望校?」

「う、うん…。」

おかしく思われたかな?

いきなりだもんね…。

これで頭の良い学校だったらどうしよう…。

聞いた瞬間、色々な不安で頭の中がいっぱいになる。

涼太は黙ったまま。

お願いだから、何か言って…!