昼休みが終わった後、

私はさっそく涼太の良いところと

好きなところを見つけるため、

涼太のことを観察していた。

観察って…。

ちょっと変態みたいだけど…。

そんなこと思いながら

涼太のことを見ていたら

涼太と目が合った…気がした…。

私は咄嗟に顔を机の上にふせた。

上靴の音が近づいてきて、

頭を撫でられたから

驚いて顔をあげたら

目の前には涼太の顔のドアップ。