私は、その場から離れた。

ある日の事だった。


「西野ぉーこの資料、資料室においてきてくれー鍵渡すからよーじゃっ」

「えっ!せんせーっ!」


…なんでわたしー??

まっ、内申点あがるし、いっか。

そして、資料室の鍵を開けようとした時、すでに開いていた。

他の先生かな?

資料室にはいった。

「せんせ………。」

目の前の光景に、驚いた。


「ふぅりゅぅうっ…あんっ…いやん♡」

「可愛いやつだな…こえだすな」

「だってぇ、風龍がっ…んんっ♡」

「お前だって気持ちい…「ガタンっ!」


目の前では…由梨奈と風龍がヤっていた。


「「っ!?」」

なかないって決めたのに。

でも、どうして親友の由梨奈なの?
彼氏、いるじゃない……。

「みっ、美優っ!これはちがっ「美優は、ふられたのよねぇ?♡ねぇー風龍?続きやろ?♡」


「……邪魔してすいません」


私は、走って逃げた。

名前を呼ぶ声が聞こえたけど、無視した。


屋上で、思いっきり叫んだ。

「うわぁぁぁぁあーーーんっ」

泣いた。

すると、誰かが背中をさすっていた。

「けん、た、?」

由梨奈の彼氏がなんでここに?

「お前も見たのか?資料室」

「うん…。」

「あれは、辛いよな」

「…うん…。」



「じゃーさ、俺とヤろ?」

え………?

「どーゆー、こ、と、?」


「2人の行きそうなところで、ヤんの」


ほんとは、風龍としか、やりたくなかった。
だけど、

このつらい思い、わかってほしい。


「……いいよ」

「あいつらは、廃校舎の保健室でヤってる
だから、放課後、そこにきて?」

「わかった」