そして、来てしまった今日。

今日は学校が休みで、直部活。

うわぁーん!やだよぉー!


こんな女子力のかけらもなくて、だめだめな私なんて、振られる確率100%だよっ!!


そして、あっとゆーまに部活が終わった。

私としたことが、直人先輩を無視してしまったよ……。


そして!速攻で帰るっ!さらばっ!苦しい世界よっ!


と思ったら、

「美優っ!」

誰かに手を掴まれた。

でも、私の大好きな人だから、すぐわかる。


「なんで今日無視したの?」

今、絶対顔真っ赤だ……。こんな顔、恥ずかしくて見せられないよ。

「ね、なんで?」

「…。」

「俺を見て?」

「…む、無理ですっ」

「なんで?」

「なんでもですっ」

「なぁ、美優。俺も、美優が好きだ。」

え…?今、なんて??

びっくりして、振り向いてしまう。


「だから、避けんなよ。」

腕を引き寄せられて、目の前には、先輩の胸板が。

え、いま、どーゆー状況?


抱きしめられてる……?


「好きだ。」

「…っ。私もですっ」


「ははっ。美優顔真っ赤だ。可愛い。」

「なっ///からかわないでくださいよ!」

「で?なんで避けたの?」

ニヤニヤしながら聞いてくる先輩。


「答えないと、お仕置きだ」

え、っ!こまるっ!!


「っ〜〜~!恥ずかしかったんですっ!」

「へぇー?告白の手紙のこと?」

「わーわーわーっ!言わないでくださいよー!///」

「ははっ。美優、ほんと顔真っ赤だ!」

「見ないでくださいよっ!」

「やだ。可愛いもん。」


先輩はずるいっ!私ばっかりドキドキしてるっ!!




そして、私は、先輩と付き合うことになりました。