書き終わった優越感に、ミエ子は浸っていた。

 (あんたが生意気だからこうなたのよ・・・・・・。)

 あとは、ブログが炎上するのを待つのみ。

 ミエ子は上品な笑顔を作りながら、ネットカフェを去った。

 このコメントが自分自身の人生を狂わすことを知らずに。