ならば、とミエ子はコメント覧に移動する。

 どれもこれも、吐き気のするコメントばかり。

『おめでとう★』、『ずっと応援してるよ!』、『頑張ってね♡』。

 しかし今どんなに熱中しているファンも、飽きたら捨てていくだろう。

 (所詮サエ子も一発屋。)

 ミエ子はニヤニヤと笑いながら、新しいコメントを書き始めた。