その時私は…知らなかった
千春「美香おはよっ」
美香「…。」
その時から、美香は私を避けたり無視したりするようになった
〝トントン〟
肩を誰かに叩かれた
恐る恐る振り向くと
マリヤ「ちょっとあんた来て」
白鳥さんは私の腕を掴んでトイレに連れて行った
千春「なっ、なんですか?」
マリヤ「〝なんですか?〟じゃないわよ
?今日の美香どうだった?」
千春「無視された」
マリヤ「あんたまだわかってないの?
あんな噂作ったのも、美香を使
って◯◯◯神社に連れて行っ
て願い事をバラさしたの」
千春「えっ…?」
ウソ…美香私を裏切ったの?
マリヤ「あんたって前からうざかったん
だよね。男の前では、ぶりっ子
演じてきもいんだよ」
ジャーポタッポタッ
思いっきり水をかけられた
マリヤ「あははははは!こんだけで泣い
てるなんて、勝負はこれからだ
よ」
こんなのに負けるものかって決めたんだ






千春「ただいまー」
「……。」
返事返すわけないか。
私は、家族からも嫌われてる
千春「お母さんお腹すいた」
母「あんたなんかに作るわけないでしょ
?バカ?今すぐにでもあんたを捨て
てもいいのよ?」
それが、親が子に言う言葉?
母「あんた文句でもあんの?ダメな子」
〝ダメな子〟か
家に帰っても、学校に行っても私の居場所はないんだ…