「綾子は、補習の恐ろしさを知らないから、
そんな気楽でいられるんだよー!」


「そんなに怖いの?
工藤隼人」



「ずっごく、怖いよ。
問題を間違えるたびに、睨んでくるの!」


「それは、怖いね~(笑)」


「全然、思ってないでしょ」



にこっと笑って誤魔化す綾子。