若い女性店員が無言で水を注いでいく。






ちょっと騒ぎすぎたかも。






「中園君に誘ってもらって〜、みんなで〜遊びに行くってのはどうかな~??」



野乃葉ちゃんはメニューを見ながら 言う。



「そうだ! 野乃葉の言うとおりだ。交際はグループからがいい」



沙耶ちゃんの目が輝き始める。





「じゃあ、早速中園君に頼んで・・・」


「無理だよ。琉生はこうと決めたら自分の考えは変えないから」



私はため息をつきながら言う。




「そうだね~」



野乃葉ちゃんも琉生とは小学校からの付き合いなので分かるらしい。