メイドさんが部屋から出て行くと、沙耶ちゃんはライバルモードからいつもの興味津々モードへと変わる。



「ねえ、ねえ、メイドさんてやっぱりあの服着るんだ」



「この家の基準は当てにならないよ。この家は昔からメイドがいるからね」






もはや、何しに来たかを忘れた感じの沙耶ちゃんである。




「それで、メイドさん何人いるの?」


「3人だよ」






興味があるのは分かるけど・・・