『相川美緒』

そう書いてある上に、まだあどけなさの残る私の顔。

そしてその2つ隣には…

『萩野翔』

この名前を聞くと思い出す、私の不器用で真っ直ぐな恋−−−−−−−−

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少し前まで満開だった桜が散り始めた頃、私は高3になっていた。