『相川美緒』 そう書いてある上に、まだあどけなさの残る私の顔。 そしてその2つ隣には… 『萩野翔』 この名前を聞くと思い出す、私の不器用で真っ直ぐな恋−−−−−−−− =================== 少し前まで満開だった桜が散り始めた頃、私は高3になっていた。