ハルは…見送りにもきてくれない。

なに?この女の子。さっきからいる子も何なのよ。


私は頭がおかしくなりそうだった。不安でいっぱいだった。



「あ、こっち。入って」
中からハルが出てきてその子の肩を押した。

その女の子は私には何も言わず、私の顔を見てふーんって顔をした。


なに…うそ…