「俺はバイトみたいに気楽にいかないよ。生活があんだから遊園地なんかに、金、遣えない」
「遊園地じゃなくてもいいよ。友達にバイク借りれない?また、ハルのバイクの後ろに乗りたいなー」
ハルは、冷蔵庫からビールを取り出してから
「めんどくさい。家で会えるんだからいいじゃん」
そう言って、テレビの前に座った。
私が仕事を辞めても、大した心配もしてくれなく…
むなしくて、悲しくて、心が傷付いた…
ハルと一緒にいても、昔のようになれない。
もう…愛してない
そんなハルの言葉が私の耳にきこえた気がした…
悲しい感情が…どんどんつのる。


