やっと、女子の集団を抜けれた所だった…


「はぁ。まじ、うぜぇな。」


…は?今、誰が喋ったの…?


「ったく、毎日毎日。あきねぇ…ぁ?」


私は、隣の剣崎をずっと見つめていた。


やっぱり、さっきのは剣崎みたいで…


剣崎は私の視線に気づいたみたいで、一つため息をついた。



「はぁ…あ〜ぁ…ついつい本性でちゃったよ…。
ったく、本当うぜぇ女どもだな…。」


「あの…剣崎君?本性って…」


「え?あぁ、これが本当の俺。よろしくな。」


「あぁ…そうゆうことですか(^^)」


「お前さ……やっぱ、何でもねぇ。」


「何ですか(^^)?」


「いや…。ついたぞ。」


「あ、はい(^^)ありがとうございました(^^)」


「あぁ、じゃぁまたな。」


そう言い残し、剣崎は戻っていった。